ホワイトセラヤ
Posted at.2008/09/28
学名:Parashorea malaanonan フタバガキ科
産地分布:フィリピンとマレーシアのサバ州ならびに隣接したインドネシア領のブルネオに分布。樹高60メートル、直径1.5メートルになる。
木材の特徴:心材と辺材の色の差はあまりない。淡灰褐色ないし淡褐色であるが、丸太の横断面に5〜10センチくらいの間隔で、同心円状の黒ないし灰黒色の縞がある。このことで、他の淡色のメランチ類から区別できる。肌目は粗で、木理は交錯する。気乾密度は0.37〜0.63である。バクチカン(フィリピン産)の場合はやや密度の高いものもあったが、ホワイトセラヤ(ボルネオ産)は、材質はライトレッドメランチ類とはほぼ同様と考えてよい。
一般的な用途:ライトレッドメランチ類とほぼ同様の用途。