センゴンラウト
Posted at.2008/09/28
学名:Albizia falcataria
産地分布:モルッカ諸島から太平洋諸島が原産地。樹高40メートル、直径0.8メートルになる。造林樹種として知られる。
木材の特徴:心材と辺材の色の差は明かでなく、淡黄白色で、ときに心材が桃色を帯びていることがある。肌目は粗、木理は交錯する。気乾密度は0.23〜0.49で、軽軟。保存性は非常に低く、ヒラタキクイムシの害を受けやすい。切削などの加工性はよいが、仕上がり面はあまりよくない。軽軟で加工しやすい。
一般的な用途:保存性が必要でない用途。しかも、現在では短伐期作業で得られる小径材を利用して。種々の集成材の芯、マッチの軸木、包装、箱、合板。ファルカータという名で売られている。