クーバリル
Posted at.2008/09/28
学名:Hymenaea coubaril
産地分布:メキシコ南部、中央アメリカおよび西インド諸島を経て、ブラジル北部、ボリビア、ペルーに分布。樹高39メートル、直径1.8メートル。
木材の特徴:心材と辺材の色調差は明か。心材は生材時、鮮赤色、橙色、のちに褐色、ときに、紫色を帯び、また、濃色の条を持つ。肌目はやや粗ないし粗で、木理は交錯する。気乾密度は0.83〜0.97で、重硬。耐久性は非常に高い。加工はやや難だが、仕上がりは良好。乾燥はとくに難ではなく、欠点は少ない。単板切削可能。青変菌の害を受ける。釘着は不良。
一般的な用途:製材、ろくろ細工、家具、箱、単板、合板、建築、造船用板材。