イペ
Posted at.2008/09/28
ノウゼンカズラ科(Bignoniaceae) テコマ属
和名・商業名 イペ
学名 Paratecoma peroba
英名・商業名 Ipe
主たる分布 南米北部
樹種解説 中型から大型の樹木。大きいものは樹高40m。米国での木材市場では古くから知られていたが、最近まで日本では知られていない木材であった。十数年前から屋外のボードウォークなどの利用で急速に知られるようになった。熱帯アメリカに分布し、数種あることが知られています。心材と辺材の差は明確、心材はやや緑色を帯びた褐色から黒に近い褐色になり、時には色の違いによる不均一な筋がでる。辺材は白色あるいは黄色を帯びている。非常に重硬。木理は交走することが多く、肌目は精。加工は硬く切断など困難だが、仕上がると美しくなる。耐久性は非常に高い。用途は建物の土台、梁、窓枠、ドア、指物細工、家具、フローリング、鉄道枕木、船舶のデッキ、杭などであねが、日本ではウッドデッキなどの屋外利用が主。