グリーンハート
Posted at.2008/09/28
学名:Ocotea rodiaei クスノキ科
産地分布:ガイアナの北中部スリナム、ブラジルに分布。樹高39メートル、直径1.2メートルに達する。
木材の特徴:心材と辺材の境界は明かではない。前者は濃色のオリーブグリーンから濃褐色、ほとんど黒色、しばしば異なった色の部分が混在。辺材は淡黄褐色から緑色。産地で色の違いがある。肌目はやや精で、木理は通直。乾燥には長時間を要し、欠点が出やすい。気乾密度は0.98〜1.14。非常に重硬。加工は困難。乾燥材加工の際にでる微粉が原因の粘膜アレルギーに要注意。強度は非常に高い。心材の耐久性は非常に高い。海虫に抵抗性が高いが、地域によって変動。高い強度と耐久性が必要な用途に世界的に賞用されている。
一般的な用途:日本へも少量であるが、海水中の構造物用に輸入。ドック、水門、埠頭、床材、造船、桟橋、橋梁、支柱など。