ラジアタマツ
Posted at.2008/09/28
学名:Pinus radiata
産地分布:針葉樹。原産地は、米国カリフォルニア州のモントレー群およびサンタクルツとサンタローザ島、さらにメキシコのバハカリフォルニアなど。米国ではモントレーパインと呼ばれる。広く世界に(ニュージーランド、チリ、南アフリカ)造林される。樹高35メートル、直径1.5メートルに達する。
木材の特徴:造林木の心材の色は淡褐色ないし褐色で、辺材は黄白色、両者の境界は不明瞭。髄に近い年輪は、早材と晩材の差が少なく、その判別は難しい。木理は一般には通直、髄に近いと、傾斜が著しい。気乾密度は0.45〜0.58(髄周辺では0.35)。心材の保存性は接地しなければ良好。大きな節があると加工しにくい。仕上がり面はよい。青変菌の害に要注意。
一般的な用途:一般建築、家具、建具、床板、パルプ、杭、芯材、パーティクルボード、繊維板、合板。