セコイア
Posted at.2008/09/29
学名 Sequoia sempervirens スギ科
主たる分布 北アメリカ西部
樹種解説 樹高80〜100m 直径200〜400cm 1841年に発見された
世界で一番巨大になる木。オレゴン州・カリフォルニア州の多雨地帯に生育する。ギネスブック公認の木。樹皮が非常に厚く、このため何度の山火事から身を守って生き残ってこれた。現在では森林は限られた地区のみになつており、かなりきつい環境保護を受けている。観光地化しているが、人数制限などあらゆる保護をしている。独特の赤みをおび、耐久性は高く、狂い割れが少なく寸法安定性が高い。レッドウッドはその木の中に腐れに対する抵抗性を持っている為、薬剤処理しなくとも屋外の苛酷な条件下で使用することができる。その寸法安定性のため、日本の初期のアウトドア施設、ウッドデッキになどに利用されてきた。しかし激しいアルカリ反応で木製品周辺のセメント等を黒変する性質と、環境問題などで入荷が困難になっている。用途はレッドシーダーに取って変わられた。耐久性があるが強度は落ちるので、構造物には向かない。