メルクシマツ
Posted at.2008/09/29
学名 Pinus merkusii マツ科
主たる分布 インドシナ地域、インドネシア、マレーシア
樹種解説 常緑針葉高木。二葉の松。通常樹高40〜45m。直径80〜100cm。大きいものは樹高50m。直径1.5mに達するものがある。日本のアカマツ等によく似ていて、通直で、長い丸太が得られ、材になると年輪幅が一定で、より高級感があった。カンボジアののメルグシマツが、カンボジアマツと称して輸入していた。またスマトラではは、早生樹として植林され日本に輸入されたが、材質の評価は低い。産地はビルマ、タイ、インドシナ半島、スマトラ、フィリピンなど。心材と辺材の境界は、明確ではない。心材の色は黄褐色〜赤褐色で、日本のアカマツなどの類とほとんど同じ。天然木は高く評価されるが、植林されたものは評価が高くない。木理通直。肌目は精。や重硬材。耐湿性が強いが、保存性は低い。用途は建築造作用、家具材、土木材、梱包材、割箸材、マツチ軸、化粧単板、ベニヤ、杭、パレット、箱、パルプなど。