ペルポック
Posted at.2008/09/28
学名:Lophopetalum javanicumを含むLophopetalum spp. ニシキギ科
産地分布:インド、インドシナ、マレーシア、インドネシア、パプアニューギニアにかけて分布。樹高25メートル、直径0.7メートルになる。
木材の特徴:心材と辺材の色の差はあまり明らかでない。心材は桃色を帯びた淡灰褐色ないし淡褐色で、大気に長期間曝露されると、より褐色になる。辺材は淡色。木材の横断面を見ると、淡色の柔組織の帯が規則的に密に配列している。これを縦断面で見ると、年輪が密に並んでいるように見え、国産材を感じさせる。木理は通直ないし交錯。軽軟ないしやや重硬で、気乾密度は0.39〜0.64である。機械加工は容易。乾燥の際青変に注意。耐久性は低い。強さや耐久性が要求されない用途広い。
一般的な用途:家具の枠材および面材、合板の芯板、天井板、箱、ドアーの枠、額縁、テーブルの面縁、脚物家具、パネル、床板。