アラリバアマレロ
Posted at.2008/09/28
学名:Centrolobium tomentosum
マメ科
産地分布:ブラジル東部のバイア州およびパラナ州に分布。樹高30メートル、直径1.5メートルに達する。同属には、数種ある(パナマ、エクアドル、ヴェネズエラ、コロンビア、ブラジルなどに)。ブラジルでは、アラリバという名前はこの属の木材の総称。
木材の特徴:心材と辺材の境界は、かなり明瞭。前者は黄色から橙色(虹色と表現されている)、長期間大気中に曝露すると褐色。辺材は黄色。肌目はやや精ないしやや粗である。木理は通直あるいは不規則である。気乾密度は0.73〜0.84で、乾燥の早さは中庸、割れ、狂いなどはほとんどでない。機械加工は容易で、仕上げ面は滑らかか、ときに毛羽立つ。耐久性、耐虫性、耐アリ性、海虫への抵抗性などが高い。
一般的な用途:家具、室内造作、ドアー、床板、耐久性の必要な構造物、建具、指物、樽。