ジャラ
Posted at.2008/09/28
学名 Eucalyptus marginata フトモモ科
主たる分布 オーストラリア
樹種解説 大木になり、その樹高は30−40mになり形のよい長い丸太が採れます。直径は1−1.5mになります。ユーカリの仲間は数百種類あるが、ジャラはそのなかで、色の濃いものの代表的な一つである。オーストラリア西部の海岸地帯に分布。オーストラリアでは化粧的な用途にも利用される重要な樹種だが、日本ではあまり知られていなかつた。日本のウッドデッキなど急速な普及で輸入されだした。心材と辺材の色の差は明確で、心材は赤〜紫色を帯びた暗褐色で、色の濃淡による不規則な縞が見られる。外気にさらされていると、色は濃くなってくる。木理は通直であったり、交錯しまた波状になります。肌目はやや粗い。重く硬い木材で耐久性は非常に高い。乾燥は狂いあるいはワレが出やすい。切削加工は難しいが、仕上がり面は滑らかになる。接着には問題がないが、釘打ちビスもみは困難。用途は埠頭、橋梁、ボードウォーク、杭、枕木、屋根、家具、璧パネル、羽目板、造船、単板、薬品の液糟など。