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トール

ペイントの仕方(ベタ塗り)

ここではベタ塗りの仕方を紹介しますが、ペイントもそれぞれやり方や塗り方があるので一例としてご紹介します。

    

   

   

まずはサンドペーパーでしっかりとサンディングします。とくに厚みの部分はこの段階でなめらかにしておきます。でた木粉はタッククロスやボロ布で拭いておきます。

 

サンドペーパーは240〜360くらいが適切ですが、荒い物から細かい物まで揃えておくと便利です。

 

ボロ布は古タオルでは拭き取りにくく、古Tシャツを切った物が適切です。

 

 

   

    

   

    

   

   

ペーパーパレットにシーラーを出し、筆に水をつけてシーラーをまぜます。

   

   

   

    

   

そしてサーっと塗り広げていきます。

   

   

   

   

   

塗り終わって乾いたらスーパーフィルムでざらつきを軽くとります。

   

   

   

   

   

   

アクリル絵の具を出します。

アクリル絵の具は固まったら元に戻らないので出し過ぎに注意!

   

   

    

   

      

   

ドライヤーで乾かします。1,2分ほどすれば乾くでしょう。(一番最後の注意点をよく読んで下さい。)

するとこのように筆あとが残りますよね。

   

   

   

   

    

   

2回目を塗ります。そして再び乾かします。色によっては色がのりにくいものもあるので、塗り具合をみて数回塗って下さい。(一番下注意点参照)

   

   

   

   

   

筆後がなくなりましたね。そして再びスーパーフィルムでざらつきがとれる程度に磨きます。

   

   

   

   

    

    

そして図案を転写紙で写します。転写紙には2種類あり、「チャコペーパー」と「グラファイト」があります。今回はグラファイトを使用しています。

   

   

   

   

   

    

スタイラスという道具で上からなぞります。

  

   

   

  

   

すると綺麗に図案が写ります。

   

   

   

ここからの塗り方ですが、図案によって塗り方違ってきますのであえて書かないでおきます。

  

   

   

   

絵が描けて乾いたら転写した下絵のラインを消します。

   

   

   

   

    

   

最後に仕上げ剤を塗ります。そして最後にスーパーフィルムで磨きをかけて終了です。

   

   

   

   

使い終わった筆やハケはなるべく早く洗いましょう。

 

油性の物はテレピン油で洗ったあと、筆洗い石鹸でもう一度洗って乾かします。

 

アクリル系の物は筆洗い石鹸で洗ったあと乾かします。

 

筆は筆入れなどにいれず、空き缶などに上向きに立てて保管しましょう。

 

 

 

   

〜注意点〜

   

・アクリル絵の具の場合、ドライヤー乾燥でも大丈夫なのですがやはり自然乾燥が一番です。なぜならドライヤーで乾いたといっても表面が固まっただけで中身は乾いていません。たっぷりと絵の具を塗ってドライヤー乾燥した部分の上に強い力で筆を重ねるとズリっと剥げてしまいます。いくらアクリル絵の具といえど中身が乾くまで一週間はかかります。

そしてやはり熱なので薄い材だと反ってしまう可能性もあります。

早く乾かしたい時もできれは冷風で乾かす方がいいです。

   

・温風で乾かす時はあまりくっつけすぎずに適度な距離で動かしながら乾かすといいです。

あまり近づけて乾かすを気泡がでてきてしまいます。

   

    

・色についてですが、基本的に発色のいい色はのりやすいです。とくに白が混ざった色など、不透明なものは2、3回ぬれば充分でしょう。

しかし白色自体はのりがよくありません。あと透明度が高い色も同じです。
そういう色は5、6回ぬらないと綺麗に色がでないです。

スーパーフィルムについてですが、一工程おわる度にかける方もいらっしゃいます。

毎回かけた方が次塗りやすい、という方や綺麗なツヤがでる、などなどこれも個人の好みで回数をふやして下さい。