木材加工販売(タモ、楢、桜)・天板販売は、卸価格の激安特価な木工-木材.comで!

ブックマークに追加する  サイトマップ
06-6685-3231 受付時間 平日 10:00〜18:00 日・祝 休 天板見学会実施中!お気軽におこしください!
木工wiki
ログイン
穴を空ける

角鑿【カクノミ】



高速回転する角のみの刃を上下させ、垂直方向にきれいな四角い穴をあける機械です。

写真のハンドルで深さ・前後・上下を調節し、一定の位置の穴をあけることができます。
主にホゾ穴加工に使われます。

 

角ノミの使い方

 

まず、角ノミの刃の替え方。

 

まず下のレバーを回して角ノミの刃を外します。

 

次に上のチャックを回して角ノミのドリルの部分を外します。

 

こちらが刃が外れた状態です。

 

次に刃を取り付けるのですが、このときに必ず上のドリルの部分から取り付けてください。

 

ドリルをチャックでしめてから、

 

角ノミの刃を固定します。

 

これで出来上がり!

 

この時注意しなければいけないのは、必ず上記のように角ノミの

ドリルのほうから固定しなければいけない、ということです。

何故かといいますと、角ノミの刃の構造がその理由です。

こちらが角ノミの刃です。

このようにドリルの部分と刃の部分に分かれています。

 

ドリルと刃を合わせて使うのですが、

 

ドリルと刃をつけると、ドリルを持つと刃は落ちませんが、

 

 

刃だけ持つとドリルは下へ落ちてしまいます。

 

落とすとドリルの刃先が欠けてしまうことがあります。

ですので、角ノミの刃を取り付けるときは、必ずドリルを先に固定するようしましょう。

 

 

さて、刃を取り付けたら使う前に調整します。

この写真のように、四角い角ノミの刃が定盤と垂直になるようにします。

 

角ノミの刃はこのように一つの方向だけ穴が空いています。

 

この穴からオガ屑が出てきますので、前か後にしましょう。

横にすると材にオガが積もってしまいます。

 

ちなみにこちらが刃を締めるためのチャック。

これをなくしてしまうと非常に困ったことになる、というか、角ノミが使えなくなるので注意しましょう。

 

では、この材料の赤鉛筆で書いたところに溝を掘ります。

 

 

まず、材を角ノミに固定して…

 

 

レバーを下まで下ろして深さを調整します。どれくらいの深さにするのかを決めます。

 

 

こちら高さ調整のハンドル。

これをクルクルまわして調整します。

 

こちらが前後をあわせるハンドル。

 

刃を下ろしながら合わせます。

  

刃の位置が決まったら、一気に穴を掘ります。

ここで、コツを一つ。

上の写真のように、両端から空けていきます。

理由は隣に穴が空いていると、刃物が逃げて真っ直ぐな穴を空けられないからです。

 

両端を空けると後はドンドン空けていきます。

  

ちなみにこちらが角ノミの刃です。

掘りたい溝の大きさに合わせて、刃を選びます。

   

こんな刃もあります!

同時に2カ所のホゾ穴を空けることができ、ホゾ穴の多い格子などで使われます。